FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA
ブロックチェーン分析企業の
Chainalysisがレポートを発表。
なんと2020年3月以降、テザーの時価総額は
50億ドル(約5億円)から140%急増しました。
つまり、時価総額100億ドル(約1兆円)を超えたのです。
テザーの時価総額が急増した背景とは?
テザーの時価総額が急増した背景は、
東アジアが関係しています。
東アジアは、今もなお
世界最大の暗号通貨市場です。
特にステーブルコインのテザーは、
群を抜いて最も人気があります。
なんと送金で使われるすべての
ステーブルコインの値の
93%を占めています。
しかし、中国ではテザーと人民元を
一緒に購入することは禁止されています。
それでも東アジアのユーザーは、
外国に銀行口座を作成するなど、
他の手段を使って手に入れています。
過去1年間では、東アジアから
他の地域に500億ドル(約5兆円)以上が移動。
東アジアの取引が
いかに活発化がうかがえます。
ビットコインの価格高騰の背景とは?
Chainalysisのレポートによると、
ブロックチェーンで取引される
すべての価値の33%がステーブルコインと主張。
その中でもテザーは、最も流動的で
信頼できるステーブルコインとして
ナンバーワンの地位を維持しています。
つまり、テザーを大量に
発行している状況です。
そしてステーブルコインは、
基本的に価値は1ドルにペッグ(固定)されています。
時価総額が増えているということは、
単純にテザーが増えているということです。
また、テザーの時価総額自体が
ビットコインの先行指標といわれています。
将来的なビットコインの
買い圧力になっているわけです。
テザーが大量発行された時、
ビットコインの価格が上昇した事例もありました。
今もなおテザーは大量発行されている為、
更なるビットコインの価格高騰が期待されています。
第二のバブルといわれている暗号通貨市場。
果たして、当時の200万円を超える
ビットコイン価格まで高騰していくのか。
今後の暗号通貨市場の動向に注目です。
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