FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA
毎日、多くのニュースが舞い込む仮想通貨市場。
最近では当初ICOを禁止していた韓国が
合法化の動きに乗り出すなど、
世界の流れは益々仮想通貨に傾いていますね。
また29日にはセキュリティソフトで有名な
マカフィーの創業者、ジョン・マカフィーが
マカフィーコインという独自の通貨を
デビューさせると発表しました。
コインと名がついていますが、マカフィーコインは
仮想通貨ではなく、独自の法定通貨(紙幣)となるようです。
マカフィーコインは、
「仮想通貨が価値を裏付ける法定通貨」
とされています。
仮想通貨が価値を裏付ける法定通貨とは
どういうことなのか?
マカフィーコインとは何なのか?
説明してまいります。
と、その前に…
先日わたしが行った独占インタビューの
レポートはご覧いただけましたか?
ASECプロジェクトカンファレンス目前ということで、
主催会社である(株)APPの植田社長に
独占インタビューを行ってまいりましたので、
ぜひご覧ください。
本来はカンファレンス当日に発表される予定の
ASECプロジェクト第一弾の情報も、
半ば無理やり?語っていただきました。
まだどこでも取り上げられていない情報だと思います。
AKIYAMAを褒めてください(笑)
それでは本題に戻ります。
マカフィーコインは詳細が
明らかになっていないため、
未知な部分が多いです。
現時点で明らかになっているのは、
- ・マカフィーコインは紙幣である。
- ・紙幣の両面にはホログラム加工がされている。
- ・シリアルナンバーが記載されている。
- ・換金や両替が可能。
- ・ブロックチェーンに繋がっている。
詳細は近日発表される。
ということです。
仮想通貨が価値を裏付ける法定通貨が、
どう機能するのか楽しみではありますが、
実現するには様々な法の問題を
クリアする必要がありそうですね。
ちなみにテザー(USDT)という
仮想通貨をご存知でしょうか?
テザーはマカフィーコインと真逆で
法定通貨が価値を裏付ける仮想通貨
となっています。
仮想通貨は価格の値動きが激しく、
通貨としての機能は果たせない、
という批判の声があります。
その問題を解消すべく生み出されたのが、
テザーという仮想通貨です。
運営元であるテザー社の良し悪しは別として、
テザーが注目されている理由は法定通貨である
米ドルと価格が連動している点です。
テザーは常に価格が、
1USDT=1USDとなるよう固定されています。
価格の裏付けはテザー社の保有している
米ドルによって裏付けられています。
ここでひとつ疑問が生まれると思います。
価格変動がほぼないテザーを
利用するメリットはなにか?
ということです。
価格が米ドルと連動しているなら、
米ドルでいいじゃん。となりそうですよね。
テザーのメリットは仮想通貨による利益確定時の
リスクを軽減できるという点にあります。
例えば現在、多くの人の仮想通貨の購入目的は、
価格変動によって得られる売却差益です。
しかし、売却差益を得るには
利益確定という作業が必要になります。
利確する際に法定通貨に
そのまま両替できれば良いですが、
法定通貨に両替できない場合、
取引所の基軸通貨に両替します。
取引所の基軸通貨は
ビットコインであることがほとんどです。
ですがビットコイン自体が
価格変動の激しい通貨であるため
利益確定をする上では大きなリスクとなってしまいます。
しかしテザーであれば、米ドルと価格が連動しているため、
利益を確定させる際の、リスクを
最小限にすることができるというわけですね。
最大のリスクは、テザー社の破綻によって
テザーの価値がなくなってしまうということですが…
テザーは価格変動による利益がほぼ狙えませんが、
その特性を活かし、仮想通貨運用における
ひとつのツールとしての利用価値はあるかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
仮想通貨はまさに十人十色、
様々な目的の元に作られています。
まさに企業と同じです。
つまり仮想通貨を目利きするには、
ビジネスを見極める目が必要となります。
どのようにして、
ビジネスの正当性を判断するのか?
今日は長くなってしまいましたので、
次回の記事で改めて説明させていただきますね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
追伸
あなたは、ASECプロジェクト第一弾の
ビジネスモデルについてどう思いますか?
ぜひ意見をお聞かせください。
AKIYAMA