ETH、新たなアップデート

公開日：2019年1月12日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

近日中に大型アップグレード
「コンスタンチノーブル」を
控えているイーサリアム。

そのイーサリアムに
新たなアップグレード情報が入ってきました。

そのアップグレードの内容とは
「ProgPoW」の実装が仮決定したというもの。

と言われても、何が何だか
さっぱりの方も多いと思いますので

まず、ProgPoWとは
一体、どのようなものなのか。

これについて説明します。

■「ProgPoW」とは？

皆さんはよく「PoW」や「PoS」という
言葉は耳にしますよね？

これはその通貨のコンセンサスアルゴリズムです。

と、難しい言葉を使いましたが、
簡単に言うとマイニング方式のことを指します。

ProgPoWもその一種です。

皆さんもご存知の通り、仮想通貨は
有志がマイニングを用いてブロックチェーン台帳の
整理や取引の承認作業を行います。

協力してくれた有志には、
報酬としてその仮想通貨が分配されるため、
ギブアンドテイクが成立。

これによって仮想通貨の
根幹システムは守られています。

この「誰がチェックするか？」を
決めるルールがPoWやPoSのような
アルゴリズムと呼ばれています。

現在、イーサリアムはPoWを採用していますが、
ゆくゆくはPoSに移行する予定です。

その過程として、段階を踏むにあたり
今回のProgPoWが実装されるようです。

■Powの問題点

ただ実はもう一つ
ProgPoWを実装する大きな理由が。

それが、「マイニング業者の市場の寡占」です。

一昨年の10月頃に起きた
BTGのハードフォークでも、
問題視されましたよね。

これがPowアルゴリズムの最大の問題点です。

実は今、イーサリアムが
不公平なマイニングターゲットとされています。

イーサリアムのマイニングには
「ASIC」というマイニング専用の
機械が使用されています。

「ASIC」を使用することにより演算能力が
向上されマイニング能力が高まります。

ただ、この機械を使うとなると
膨大な資金と電力が必要になります。

個人でもASICの購入は可能ですが
一般的なGPUマイニングと比較しても高価なため、
個人によるマイニングへの
参入障壁は高くなっている状況です。

となると、

・マイニング業者の市場の寡占
・個人もしくは中小規模によるGPUマイナーの排除

が起こり、市場が中央集権化してしまうのです。

要はマイニング業者が
市場の方向操作を行う可能性が
大いに考えられるというわけです。

そうなると、本来の理念である
「非中央集権型の安全性」が
崩れるおそれもあります。

現状、PoWのアルゴリズムだと
このような問題が起きているのです。

■ProgPoWの実装

そこで、ProgPoWの実装が決定したというわけです。

ProgPoWの実装の目的は

GPUマイニングの持続性と
非中央集権性の維持です。

つまり、ASICマイニングの効率を下げ、
GPUに優位性を与えるアルゴリズムとのこと。

大手マイニング業者のASICのハッシュパワーをブロックし
GPUマイニング同士が競争を行う環境が出来ます。

これを実装するようになれば、先ほども伝えた

・マイニング業者の市場の寡占
・個人もしくは中小規模によるGPUマイナーの排除

の2つの問題を回避することも可能です。

具体的な話はコアメンバー内でも進んでおり、
実装はもうまもなくとのこと。

このように仮想通貨市場は
目まぐるしく状況が変わり
毎日様々なニュースがあります。

この時流に遅れを取らないためには
常に最新情報を受け取る環境を準備し、
ご自身で勉強していかなければなりません。

そこで、一つ提案ですが、

(株)SPPが今月の下旬から、
懇親会に併せて「勉強会」を開催するそうです。

「仮想通貨の勉強をしたいが、
1人ではどうも気が乗らない」

という方。

ぜひ、勉強会へ参加してみてはどうですか？

勉強会では(株)SPPの代表の相葉氏から
直接レクチャーを受けることが可能です。

今この時に仮想通貨業界に
ビジネスとして直接的に携わる人物ですので、

常に最新の情報であることはもちろん
仮想通貨業界に携わる社長であるからこその
普段耳にすることの出来ない情報まで。

私も彼の知識量には太鼓判を押す人物の一人です。

ということで、一回だけでも構わないので
勉強会に参加し、彼のレクチャーを受けてみてください。

ちなみに、定員は15名程度ということでしたので
今のうちにスケジュールをご確認くださいね。

本日の連絡は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA