ロシアの仮想通貨発行計画に進展あり。

公開日：2018年2月11日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

ロシアの財務省が「クリプトルーブル」を
法定通貨にする法案を提出しました。

クリプトルーブルというのは、
ロシア政府が発行する仮想通貨のことです。

早い段階から仮想通貨に規制を設けていたロシア。

そのロシアが発行する仮想通貨とは
どのようなものなのか、またいつ頃
ローンチされる予定なのか。

早速ご報告したいところですが、その前に、
いくつか告知しておきたいことがあります。

それでは本題に戻ります。

ロシア政府が発行するクリプトルーブル。

こちらは元々プーチン大統領発案のもと、
国際決済用の新しい通貨として、
2017年10月頃に発行される計画でした。

ところが、仮想通貨の市場の急激な拡大と
悪用のリスクから計画は遅延。

その間、ロシアでは仮想通貨取引や、
マイニングも規制をかけておりました。

新たな動きを見せたのは1月初頭。

中央銀行や財務省が「発行は急ぐことはない」と
発言を続ける中、プーチン大統領は改めて、
仮想通貨発行の必要性を改めて表明しました。

そして、1月25日。

遂にクリプトルーブルを公式な決済手段として
導入するための法案が提出されました。

法案には次のような一文も記載されています。

ロシア連邦民法典の第140条を改正して、
クリプトルーブルを合法的な決済手段に
認めることを提案する一文です。

これは日本で言うところの改正資金決済法にあたるようです。

いよいよロシアが本格的に動き出した、
というところでしょうか。

そもそもロシアは天才的な数学者が多く、
地勢的にも仮想通貨との相性が良いと言われておりました。

それは「最適な条件」が揃っているからです。

ロシアは天才数学者と呼ばれる人の数が多く
世界第４位の電力供給国であり、
なんといっても国全体が寒冷地です。

巨大な演算能力を持つコンピューターを
稼働させる大規模な電力供給が容易であるのと
サーバーの冷却に伴う電力コストも安い。

ですから、最もマイニングに適した国
と言われているわけですが…

クリプトルーブルはロシア政府または
公的機関以外のマイニングが禁じられるそうです。

つまり、完全に政府管理下で発行され、
管理されるということになるのだと思います。

提出された法案の採用には、
連邦予算のコスト追加も伴わず、
州の債務変更も伴わないということで
今後、クリプトルーブルの発行計画は
加速していきそうな気配を漂わせています。

現時点での予定では…

2018年7月頃に、クリプトルーブルの
プロジェクトが正式に発表されるそうです。

それまでにICOとマイニングに関する
規制・措置を準備すると公表されております。

そして、2019年半ば頃にクリプトルーブルの
ローンチがスタートします。

ロシアは仮想通貨を通して、
経済的にも、技術的にも、国政的にも
国益を高めることが出来るだろうと言われています。

その後、ロシアの事例をもとに他国が一斉に
自国仮想通貨の発行に乗り出すだろう、
とも予測されております。

既にブラジル、ベネズエラ、ドバイ、
エストニアなどは独自通貨の発行を進めています。

アメリカ、カナダ、シンガポール、イギリス、
フランス、ドイツ、日本でも政府や
中央銀行が主体となって独自通貨発行の
是非を検討している段階です。

各国が独自の仮想通貨発行に乗り出した時、
仮想通貨市場は一体どうなるのでしょうか？

このような時代の転換期に立ち会えることを幸運に思います。

加えて、利益まで手にできれば万々歳。

仮想通貨長者を目指す当会員の皆様も
昨今の悪い印象に捕らわれることなく
明るい未来をイメージしていきましょう。

仮想通貨ドリームはまだまだ続きます。

以上、ロシア発の仮想通貨に関する情報共有でした。

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