FROM：仮想通貨長者.com AKIYAMA
日本や韓国では、もはや日常的に使用されている
QRコード決済システム。
米国でも、QRコードに対応したP2P決済ツールを
積極的に導入する動きが出てきています。
QRコード決済の歴史から、
今後の予測についてお伝え致します。
キャッシュレス文化発祥の地
今では「キャッシュレス決済」という言葉は
日本では当たり前の様に浸透していますね。
実は、アメリカはキャッシュレスの発祥の地なのです。
財布を持たずに外出してしまった男性が飲食し、
お支払いの時に忘れ物に気付き、恥をかいたことが
きっかけでクレジットカードの原点が生まれたそうです。
アメリカではクレジットカードが誕生する前から、
小切手で支払うなど現金を持ち歩かない文化です。
アメリカではクレジット決済が根付いているため、
今まではモバイル決済の参入が厳しかった様です。
しかし、コロナウイルスの影響もあり
非接触の取引が可能である点が後押しとなったようです。
QRコードの発祥は日本
世界的に使用されているQRコードですが、
意外と知られていないのは日本が発祥であることです。
日本の企業であるデンソーが20年ほど前に
自社の作業効率を上げるために開発されました。
バーコードよりも多くの情報を搭載できることで、
QRコードの普及はあっという間に広がりを見せました。
QRコードはLINEの情報交換、航空券、乗車券、
医療現場など個人情報管理で用いられています。
今や生活の一部となり、
使用しない日はないほどの認知度となりました。
QRコード普及の背景
QRコード普及前はバーコードが採用されていました。
バーコードよりも多くの情報を搭載できること、
また360°どこからでも読み取れることや
読み取りエラーが少ないなどの利便性がありました。
QRコード決済の普及が早まった背景として
3つの理由があります。
１．ライセンスフリー
QRコード自体は特許を取得していますが、
使用料の請求を行っていない点が挙げられます。
２．スマホの普及率
QRコードの普及と同じくして、
スマホの利用者数が増えたことも挙げられます。
スマホ決済がいち早く
使用される様になったのは中国です。
中国では現金で支払う文化でしたが、
紙幣の偽造や盗難被害が多いため
クレジットカードを持つことは懸念されていました。
スマートフォンの普及と同じくして、
アリペイやウィチャットなどの決済システム会社が
いち早く参入したため中国全土に広まったようです。
３．低コスト・汎用性の高さ
汎用性と情報の正確性の高さから
使用するデバイスを選ばない点です。
スマホのアプリを使用することで容易に導入できるため
コストがかからず普及できる点が考えられます。
今後の動き
コロナ休業の要請が解除されたアメリカでは、
非接触のQRコードの利用が増加傾向である様です。
特に個人の店舗での利用が高まっており、
メニューの表示や注文までをスマホで行っています。
インスタグラムでもQRコードの導入が始まっており、
個人と企業を結ぶ独自の機能を開発している様です。
この新機能により、QRコードを読み取るだけで
営業時間や販売商品など詳細が確認できる様になります。
コロナ渦で生き残りをかけた中小企業が
顧客を呼び込むための戦略の一つとして
活躍が期待されています。
今後はPayPalやその子会社のベンモーなども
QRコード決済の参入が決まっています。
QRコードを読み取るだけで、PayPalアカウントを
使用して決済できる様になるようです。
日本でもQRコードとブロックチェーンの
技術を使い電車に乗車する実験が行われています。
ブロックチェーンは金融だけの技術だけでなく
私たちの生活を豊かにする身近なものになってきています。
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