【1分解説】最近話題のMaker DAOとは？

公開日：2021年2月8日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

最近、なにかと話題な“DeFi”

そのDeFiの代表例として
挙げられるのが、Maker DAO。

世界中の人々が利用している
DeFiサービスの中でも規模の大きいコミュニティです。

“DAO”という言葉は
「自立分散組織」という意味です。

イマイチ、イメージが湧きませんよね…笑

簡単に言うと、

「特定の目的や事業を中心としたコミュニティ」

のこと指します。

サービスを提供している企業や
従業員も、もちろん存在しません。

Maker DAOの利用者全員が管理者であり、
Maker DAOの管理者全てが利用者である訳です。

「うん？」って感じになると思いますが、
深掘りしていくと、システム的な話になり
難しくなるので、今日は割愛させてください。

Maker DAOのステーブルコイン“DAI”

Maker DAO内で流通しているコインが
“DAI”と呼ばれるステーブルコインです。

＊ステーブルコインとは
特定の原資産と価格が連動されたコイン

DAIはドルと連動しており、
価格は1DAI＝1ドルとなっています。

ステーブルコインと言えば、
USDCやUSDTが有名ですよね。

ですが他のステーブルコインとは違う、
DAI特有のポイントがあります。

それは、

ETHを始めとした暗号資産を担保に
発行されているステーブルコインだということ。

もちろん、暗号通貨であれば、
なんでも良いという訳ではありません。

ある一定の審査基準を満たした、
暗号通貨を担保にすることで
誰でもDAIを発行することができます。

そこで注目していただきたいのが、
“誰でも発行できる”という点。

元来、通貨は国家が発行するものでした。

もしくは通貨を発行する
権利を持っている機関しか
発行することができません。

日本円は日本銀行、
米ドルはFRB、人民元は中華人民銀行。

通貨とは発行権利を持つ機関が存在し、
誰でも彼でも発行することは不可能な訳です。

企業、政府、国家などの特定の組織に
支配されることのない通貨、資産。

そして、融資、保険、投資。

特手の組織に支配されない環境下の中で、
金融全般のサービスが成り立っている。

人類史において
革命的な出来事な訳です。

Maker DAO、結局どんな人が利用してるの？

利用者は世界中に存在しているMaker DAO。

そして地域によって利用者の
目的は異なるようです。

例えば、自国の通貨の価値が失いつつある、
アルゼンチンやメキシコをはじめとするラテンアメリカの国々。

DAIを資産価値を維持する手段として利用しており、
貰った給料をDAIに交換しています。

また日本では自国の通貨は安定しているものの、
雀の涙ほどしかない銀行金利に対抗する手段として、
Maker DAOを利用している人も多いようです。

先ほど話した、サービス内での融資、保険、投資。

日本の銀行に預けているより
DAIにしていた方が高い金利がつく訳です。

世界各国、金融状況は異なり、
地域によって問題や不安が存在します。

それらをひっくるめて解決することができる、
Maker DAOや他のDeFiサービスが注目されるわけです。

今後、爆発的に市場拡大するのと同時に、
多くの方に利益をつかむきっかけを作ってくれるでしょう。

そこで一つ注意しておきたいことがっ！

市場拡大し、投資家の参入が多くなることで
DeFiを語った悪質な案件も生まれてきています。

もしお困りごとがあれば、
弊社の投資案件調査サービスを
ご活用くださいませ。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA