FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA
世界的に注目を集め、スポーツ業界の
導入が目覚ましい「ファントークン」。
そのファントークンの代表格として
「Chilizトークン（CHZ）」が有名です。
今年3月には1CHZ=80~100円近くまで高騰し、
暗号資産業界を盛り上げました。
そのファントークン、
日本においても導入が始まりました。
2021年7月31日、
日本のプロサッカークラブである
「アビスパ福岡」がファントークン
を発行すると発表しました。
アビスパ福岡は、福岡県をホームタウンとし
J1リーグに所属しているプロサッカークラブです。
アビスパ福岡では、
新しい資金調達方法を模索している中、
この目まぐるしく進化するデジタル通貨に目をつけ、
”アビスパトークン”を発行するようです。
海外のスポーツ業界でも導入が始まっているトークンの
目的やメリット、デメリットとは一体・・・
世界にはどのようなファントークンが普及しており
どのような目的で発行されているのかを
掘り下げていきたいと思います。
アビスパトークンとは？
（画像引元：アビスパ福岡公式HP）
そもそもファントークンとはなんなのでしょう？
ファントークンとは、
チーム運営などに関わる投票や、様々な企画などに
参加する権利が付与されます。
いわゆるサービス利用権のようなものです。
アビスパ福岡では、
このトークンを”アビスパトークン”と称し発行します。
このアビスパトークン、ブロックチェーン技術を利用し
クラウドファンディングを行っている会社
「FiNANCiE」と提携しファントークンを発行します。
この新しいチャレンジの第一弾として、
9月に開催されるvsサガン鳥栖戦で
「サポーターと作るワンデーマッチ」と題し、
トークン購入者の特典として様々な企画を行います。
ファントークンの特典を一部ご紹介します。
※ワンデーマッチでの特典です。
■50,000円分
・25,000pt分のクラブトークン
・特別観覧席でのワンデーマッチ観戦体験
・ワンデーマッチを特別観覧席での観戦でご招待
・ワンデーマッチへ向けた投票企画への参加権利
・ワンデーマッチでの体験特典についての抽選応募への参加権利
■60,000円分
・30,000pt分のクラブトークン
・ワンデーマッチ当日に使用した試合球プレゼント（全選手サイン付き）
・ワンデーマッチ当日に使用した試合球をプレゼント（全選手サイン付き）
・ワンデーマッチへ向けた投票企画への参加権利
・ワンデーマッチでの体験特典についての抽選応募への参加権利
・初期サポーター記念コレクションカード
■100,000円分
・50,000pt分のクラブトークン
・芝被りシートでの観戦ご招待
・試合後の場内一周を先導できる権利
・最前線で選手と博多手一本を先導できる権利（記念写真付き）
・最前線で選手と博多手一本を先導できる権利
・スタジアムまでの送迎付き
・ワンデーマッチへ向けた投票企画への参加権利
・ワンデーマッチでの体験特典についての抽選応募への参加権利
・初期サポーター記念コレクションカード
獲得できるファントークンが
金額により異なっており、購入金額が多いほど、
多くのトークン、特典を得ることができる仕組みとなっています。
普段の試合では経験できない特典を
トークンとは別に付加価値として加えることによって
資金調達を加速するのが目的です。
近日、日本でも耳にするようになったファントークンですが
海外ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。
海外におけるファントークン
（画像引元：Chiliz公式HP）
冒頭でご紹介した、Chilizトークン（CHZ）が
ファントークンの代表格とも言えるでしょう。
Chilizは、ファントークンと取引するための
基軸通貨としての役割を持っています。
アプリの「Socios.com」や
仮想通貨取引所の「Chiliz Exchange」から、
各スポーツクラブのファントークンへ取引が可能です。
■有名なサッカークラブチーム
FCバルセロナ（スペイン）
ユベントスFC（イタリア）
パリサンジェルマンFC（フランス）
アトレティコ・マドリード（スペイン）
etc…
こちらのトークンも同じく保有することにより、
クラブが定めた報酬や特別な体験を受けることができます。
スペイン強豪サッカークラブチーム、
FCバルセロナを例えとして出してみましょう。
FCバルセロナが発行するファントークンを保有すると、
ホームスタジアムのロッカールームを飾るアートワークを
決めるための投票に参加する権利を与えられるなど、
優待を受けられたり、公式グッズを優先的に
入手できたりといった特典を得ることができます。
このChilizは、2021年2月に入ってから
国内の大手取引所であるコインチェックとの
提携が発表されてから高騰しました。
2021年1月の始値が約2.2円、
2021年2月以降、特に３月に入って
さらに強く急騰しました。
2021年3月9日には約34円を突破し、
わずか2か月程で15倍以上に急騰したのです。
これからのトークンは
本日は、数ある暗号資産の中でも
ファントークンについてお伝えしました。
アビスパトークンを始め、
国内においてもファントークンの発行は
始まっており、各スポーツ業界に
浸透しつつあります。
現在の暗号資産全体の時価総額は、
約177兆円程の市場規模です。
より身近なところでの活用が進む
暗号資産市場はこれからもっと
盛り上がっていくことでしょう。
これからの資産形成を行う上で
暗号資産をポートフォリオに組み込むことは
必須になってくることでしょう。
どの暗号資産を購入するのか、
とても重要になってきます。
本日はファントークンについて説明しましたが
様々な目的をもったトークンが他にも存在します。
判断材料の１つとして、
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