被害総額20億円超の巨額詐欺！？

公開日：2021年11月28日

FROM:仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

KAWARA版で特に相談が多い
マッチングアプリからの投資トラブル。

ついに日本で男女6人の逮捕者が出ました。

なんと被害者は全国で約1,500人で、
被害総額は約20億円超とのこと。

巨額詐欺といっても過言ではない
被害者数と被害金額となっています。

詐欺師達は一体どのような手口で
勧誘を行っていたのか。

詳細をお伝えしていきます。

詐欺師達の逮捕容疑とは？

2021年10月に投資会社の社長と社長夫人含む
23〜30歳の男女6人が逮捕されました。

逮捕容疑は資金決済法違反。

国に無登録で暗号通貨の交換業を営んだとして
資金決済法違反と判断されたようです。

さらに、11月8日に詐欺容疑で再逮捕されています。

今回は独自の暗号通貨へ投資させ、
代わりにビットコインを騙し取ったとして
詐欺容疑と判断されたようです。

容疑者達は騙し取ったお金で、

・高級レストランのパーティーに参加
・1,000万円以上のバッグを購入
・3,000万円の時計を10本以上購入

などなど、日々ブランドものを買いあさる派手な生活、
豪遊している様子をSNSに頻繁に投稿していたようです。

マッチングアプリからの勧誘手口

続いて、どのような手口で
勧誘を行っていたか説明します。

まず投資会社の社長は、
SNSで20代の男性を中心に声をかけ、
50人ほどの犯罪グループを組織化。

その犯罪グループに対して
講習会を開き、マッチングアプリを使った
詐欺のやり方を指導していました。

そして、何を販売するのかというと、
独自で開発した暗号通貨です。

この暗号通貨の架空の事業計画書を作成し、
上場すれば一気に価格が高騰すると説明するよう指導。

犯罪グループのメンバー達は、
女性になりすますために、

・自分の元カノの写真
・知人の身分証明書
・他人のSNSの顔写真

などを悪用し、更には女性の声を装う
ボイスチェンジャーアプリも使っていました。

そして、社長の指導通り、
恋愛感情に付け込んだ投資勧誘を行い、
1,500人もの男性が投資してしまいました。

しかも、コロナ禍であることを利用し、
誰一人会わずに投資させています。

なかには5,000万円以上を
騙しとられたケースもあるようです。

結果的にその暗号通貨は実態がなく、
購入した架空の暗号通貨の残高が、
スマートフォンアプリに表示されるだけだったとのこと。

当然、上場もしなかったため、
取引や換金すらできませんでした。

勧誘してきた女性とも連絡が途絶え、
購入した顧客からの訴えが相次ぎ、
府警などが捜査に乗り出し逮捕に繋がりました。

最後に

昨今、詐欺被害が多発している
マッチングアプリからの投資話。

恋愛感情に付け込んだ詐欺が横行しています。

強く言えることは、

「会ったこともない人に投資するのは危険」

ということです。

このような詐欺に遭わないためにも、
より多くの詐欺事例を知っておきましょう。

ただし、近年詐欺の手口も巧妙になり、
個人での判断が難しくなっています。

もし少しでも怪しいと感じた場合は、
必ず投資案件調査サービスをご利用ください。

それでは、本日は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA