暗号通貨を法定通貨化するメリットとは？

公開日：2022年3月11日

【注目情報！】

FROM:仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

3月4日、スイスのルガーノでは
ビットコインをはじめとする3銘柄の暗号通貨を
事実上の法定通貨として扱うことになりました。

税金や公共料金の支払いが行える他、
民間サービスへの支払い手段としても
利用できることになります。

それでは、暗号通貨を法定通貨のように扱うのは
どのようなメリットがあるのでしょうか？

「お金」の3大機能

円などの法定通貨には
下記のような機能があります。

① 価値の尺度

様々なサービスやモノの価値を
比較することができる機能です。

時給1,000円のアルバイト
3万円のワイン、500万円の車など。

物事の価値を価格で表示できる機能です。

② 価値の交換

お金の価値の交換とは
モノやサービスの交換を媒介する機能です。

モノとモノとの交換を媒介する役割を持つことで
「欲しいモノを、欲しいときに、欲しいだけ」
手に入れることが可能になりました。

③ 価値の保存

読んで字の如く、何かしらを購入する力を
溜め込むことができる機能となります。

お金は物質的な変化がないため、

価値を蓄えることができ「②価値の交換」ができるようになったり
資産として保有することが可能になりました。

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以上がお金の「お金」の3大機能と言われています。

見てわかる通り、現状の暗号通貨では
③の価値の保存しか果たせていない状況です。

そんな暗号通貨を人々はなぜ利用するかというと
非中央集権制と安価な国際送金手数料にあります。

そこに注目した人々を中心に、利用者が世界的に拡大し
「十分な流動性がある通貨」として認識する国も増えてきています。

つまり、暗号通貨を実質の法定通貨と見做すと
その国のお金の流れに自由度が生まれ
大きな経済効果が狙えることができるのです。

考えるべきリスクは？

自由度が増える、つまり規制されないということは
悪用されるリスクがあることを忘れてはいけません。

昨今のロシアの軍事行動に対して
世界的な金融制裁が行われていますが、
暗号通貨が対策手段になっている状況です。

国際送金を制限できる人間がいない
暗号通貨で行えば問題なく国際送金ができてしまいます。

以前よりマネーロンダリングやテロ資金防止のために
日本は暗号通貨に対して世界的に厳しい制限を設けていますが

今回のロシアの金融制裁への抜け道として利用された
事実を元に日本はさらなる制限を設ける可能性があるのです。

最悪の場合、暗号通貨の全面利用禁止
なんてことも可能性としてはゼロではないのです。

もちろん国の規制には従うべきですが、
損をしたくなかったらうまく立ち回らないといけません。

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本日は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA