金融庁の方針が明らかになりました。

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

10月25日、「金融レポート」が発表されました。

金融レポートとは日本国内における
今後の金融行政の方針を示す報告書です。

その中に「フィンテックに対する4つの原則」という
極めて興味深い内容が書き示されていました。

加速するフィンテック化の流れに対して、
金融庁は4つのガイドラインを
明確に定めてきたわけです。

この内容は仮想通貨関連事業へ
投資を検討されている皆様にとっても
無視できない内容ではないかと感じたため
本日はその4つの原則について解説致します。

後学のためにも、ぜひ本記事をご確認ください。

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尚、本題に入る前に2点、告知です。

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それでは、本題へ入ります。

フィンテックに対する4つの原則

まずは金融レポート内で発表されていた
フィンテックに対する4つの原則を書き出します。

■第一の原則
「経済の持続的な成長と安定的な資産形成を通じた国民の厚生の増大」という
金融行政の究極的な目標に最も良く寄与できるかを基準に判断を行う。
■第二の原則
顧客とともに新たな価値を創造し、顧客の信頼を 得ることのできる担い手が成長できるよう、
必要な環境整備や障害除去をフォワードルッキングに行っていく。
■第三の原則
利用者保護上で生ずる新たな課題等に対処する際に、
手遅れになって被害を拡大させることがあってはならない。

他方、先走って過剰規制になることも避ける必要があり、過不足のない弊害防止策を適時にとることを目指す。
■第四の原則
既存金融機関のメカニズムのレガシーアセット化については
当局は金融機関に対しフォワードルッキングな経営を促すことによって対応すべきであり、
対応できない金融機関が発生しないようにイノベーションを制限するといった対応は行わない。

※上記4点はレポートの原文をそのまま引用しております。

ややこしく回りくどい文章ですので、
それぞれ簡潔に要約させていただきますね。

 

第1の原則。

元々、金融庁はフィンテックを通して
「経済成長や安定的な資産形成を目指す」
という政策目標を打ち出しておりました。

その目標と照らし合わせて、世に流通する
フィンテックサービスが本当に健全なもの
であるかを個別に判断するという宣言です。

わたし個人としては「判断する」という
言葉に注目しております。

これまでは「支援」「助成」という
言葉が使われていたわけですが、どうやら
金融庁は検閲という立場を強めていくようです。

 

第2の原則。

有識者の見方によるとこちらの原則は
金融庁として、金融業界の利益よりも
顧客の利益を優先するという方針を
示しているのではないかと囁かれております。

注目すべきは

「必要な環境整備や障害除去をフォワードルッキングに行っていく」

という一文です。

検閲者という立場を取り、必要な環境整備に
留まらず、将来的に障害になるものは
予め排除していくという意味合いのようです。

公的なレポートを通してきっぱりと
断言していることから環境整備のためには
強制的、強行的な手段もいとわないという
意思表明のように感じます。

 

続いて、第3の原則。

こちらは顧客保護ですね。

今後はフィンテックの発展に伴い、
想定外の新サービスや規定範囲外の
サービスが続出してまいります。

そのため現時点で規制を固めるのではなく、
フィンテックサービスの進化に伴走する形で
規制や監督体制も進化させていくという
金融庁の方針が定められております。

 

最後に、第4の原則。

非常に難解な文章ではありますが、
こちらの原則は有識者によると

「民間企業が金融機関に合わせるのではなく
金融機関が民間企業に合わせていくよう、
成長を促している」

と解釈できるそうです。

つまり、現代では既存の金融機関よりも
民間企業の方が優れた金融知識を持ち、
国民の為になるサービスを提供できる。

だからこそ、金融機関も進化が必要であり
これまでの規則で新たなサービスに
縛りを与えてはならないという意味合いです。

金融業界の保護よりも、金融サービスの
イノベーションを優先されることが明確になったため
こちらはとても衝撃的な一文であると言われております。

 

以上、4つの原則に関する解説です。

 

時代を動かしている世界最先端の分野

昨年公表された金融レポートと比べて、
今年は、フィンテックに対して
金融庁の姿勢が明確に示されています。

その背景には、フィンテックによって
あらゆるルールが変わってく可能性が高い
という確信があるのだと思います。

フィンテックは素晴らしい試みであり
普及のスピードも、非常に早いです。

しかしこうした新たなテクノロジーの誕生は、
光が強ければ強いほどに濃い影が生まれるものです。

新しいサービスが次々に登場する熱狂と混乱の中で
フィンテックのメリットだけでなくデメリットにも
世間の注目が集まることは、時間の問題でしょう。

今回の原則は、それらを重々承知の上で準備だと思います。

裏を返せば…

「フィンテック化の流れは避けられない」

ということですね。

フィンテック、ブロックチェーン、暗号通貨、
これらの金融サービスは時代を動かしている
世界最先端の分野であります。

こうした時代の転換期には必ず、

・進化に適応できる人
・進化を適応できない人

とに二分されます。

時代の恩恵を受けるのは前者であり、
当会員の皆様は前者である可能性が高い方々です。

ぜひとも時代進化の波に乗じて、
わたしたちと一緒に新しい時代で
新しい資産形成の準備を始めましょう。

以上、最新の金融レポートに関する説明記事でした。

 

■追伸

弊社では、事実に沿った情報配信を徹底しております。

しかしながら本日の記事に関しましては、
わたしの知識不足、理解力不足によって
事実誤認が生じている可能性もございます。

もしも不明な解釈や意見の相違など
ございましたら、ぜひご指摘ください。

その際には情報を精査し、認識を改め直し、
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