PayPalが仮想通貨市場へ与える影響

公開日：2020年11月5日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

ビットコインの価格が
1年ぶりに高騰しました。

一時は140万円台にも上昇し
再び、注目を浴びています。

価格が上昇した理由としては、
米決済大手のペイパル（PayPal）が
仮想通貨市場へ参入を発表したことが
背景にあります。

そこで今回は、PayPalの特徴と
PayPalが仮想通貨市場に
参入したことによる
仮想通貨への影響について
まとめたいと思います。

PayPal（ペイパル）とは？

まずは、PayPalの特徴について
見ていきましょう。

PayPalとは、
アメリカの電子決済会社が提供する
オンライン決済サービスです。

200以上の国や地域で使用されており、
100以上の通貨による決済に対応。

創業者は、テスラの神様でもある
イーロン・マスクが設立した会社です。

セキュリティ面に優れており、
支払先にクレジットカードの番号などの
情報を教えなくても、安全かつ迅速に
カードから支払をすることができます。

ネットで安心してお買い物ができる点から
今ではGoogleやAmazonと並ぶほどの
成長率を保っていると言われています。

PayPalが仮想通貨に対応

今回のニュースをまとめてみましょう。

オンライン決済大手のPayPalは
10月21日、仮想通貨による
支払いサービスを始めると発表しました。

2021年初旬には、世界のPayPal加盟店
約2600万店以上で、仮想通貨を使った
支払いができるようになります。

PayPalは、
約3億2500万人のユーザーを
抱える巨大サービスです。

そして今回の発表により
仮想通貨の普及を後押しする
可能性があると見られています。

PayPalが取り扱うコインは
ビットコイン、イーサリアム、
ビットコインキャッシュ、
ライトコインの4銘柄。

利用者は、PayPalのアカウントを通じ
直接、仮想通貨を売買したり
保持したりできるようになります。

過去最高量のBTC大口送金か？

今回のPayPalの参入は、
ビットコインの価格に
大きな影響を与えていると
言っても過言ではありません。

10月27日のニュースによりますと
ビットコインは、過去最大額の大口送金が
行われたことが話題となりました。

その額、なんと日本円にして
約1205億円。

過去の最大規模の送金は、
2011年に取引所であるMt.Goxで
行われた送金と言われており、
現在の価値で換算すると
約7330億円でした。

PayPalの狙いとは？

今回のPayPalの発表は、
仮想通貨業界にとって、
プラスになっていると考えます。

決済サービス市場で、
PayPalに対抗する他の企業にとっても
影響が出るのはないでしょうか。

また、既存のPayPalの既存ユーザーも
仮想通貨の価格が値動きを示した際に
取引できる機会が生まれたとも言えます。

そして経済面では、
PayPalが他の決済サービスや
銀行の先駆けになることが
重要な要素になるかもしれません。

今回は、PayPalが仮想通貨に与える
影響についてまとめてみました。

今後、仮想通貨を活用した決済が
普及することにより、
ビットコインを始めとした
仮想通貨の需要が増加し、
価格上昇の要因となる可能性があります。

今後も、仮想通貨の価格の動きや
ニュースをチェックして参りましょう。

本日のご報告は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA