投資で知っておきたい心理学

公開日：2020年12月13日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

価格の高騰を続けるビットコイン。

一時は、日本円で190万円台まで上り、
市場では大きな注目を浴びています。

ビットコインの過去最高価格は、
2017年12月の230万円ですが
年々、発行量が増えてきているため
時価総額（価格✕発行量）で見ると、
過去最高額水準になってきています。

暗号通貨取引は、株やFXなどと比較し
アプリひとつで行える手軽さと、
リターンの大きさから、人気を集め
2017年には、億り人が続出し
メディアを賑わせました。

一方で、知識や経験不足から
大きな損出を出す人も多く現れました。

今回は、人間の心理も交えながら
暗号通貨取引で失敗しないための
ポイントについて、述べたいと思います。

人間の心理

まずは、人間の心理にをもとに
取引においてどのような行動が働くのか
分析したいと思います。

＊プロスペクト理論

●利益が出ると、利益確定に走る

利益が出ている状況では、早めに
利益確定に走りやすい傾向があります。

これは「できるだけ損をしたくない」
「実現できている利益を逃したくない」
という心理が働くためです。

●損失があると、損切りできない

含み損がある場合は、
なかなか損切りすることができません。

これは、その損失を、受け入れたくない
という心理が働くためです。

以上のことから、感情に基づく行動として
「利益は少しで確定するのに対し、
損失は確定する勇気がないため
大きく膨らみやすい」
という人間の心理的傾向が読み取れます。

＊バンドワゴン効果

●ビットコインが儲かるから買うべき

メディアなどがこのように煽ると、
「ビットコインを皆が購入してるから
私も購入した方が良いかも。」
という心理が働きます。

この行動は、日本人によくある
「皆と同じものを選んで安心したい」
という行動からくるものです。

この心理に基づく投資は、
基本的に価格の山を迎えた際に
行われやすいので、結果として
損をしやすい傾向にあります。

このように、投資の市場は
人間の心理によって日々、
価格が変動しているのです。

暗号通貨取引で失敗しないために

では、人間の心理を理解したうえで
どのように取引を行ったら失敗をせずに
運用することができるのでしょうか？

実は、答えはシンプルです。

これらの心理の逆の発想で
投資を行えば良いのです。

例えばプロスペクト理論の場合、
損切りできず損失が大きくなるのであれば
プロスペクト理論に従わなければ
利益が増えるのではないかと考えます。

つまり、利大損小の考え方で、
利益は大きく、損失は小さくということです。

これは、投資の世界では鉄則の考え方です。

小さく負けて、大きく勝つことを意味し、
暗号通貨取引だけではなく、株やFXなど
投資全般で言える大切な考え方です。

重要なのはルールに従うこと

一見すると、この考え方（利大損小）は
とてもシンプルで簡単なことに見えますが
なぜ多くの人ができないのでしょうか？

投資の神様であるウォーレン・バフェットは
投資のルールについてこのように述べました。

・ルール1.絶対に損をしないこと

・ルール2.ルール1を絶対に忘れないこと

・ルール3.理解できないものに投資しないこと

このように、投資を行ううえで大切なことは
自分が決めたルールを守るということです。

投資を行うと、つい冷静さを失ってしまって
ルールから外れてしまうことがあります。

しかし、人間の心理を理解し、
それらを把握しておくことによって
冷静な判断を行うことができるので
小さな損失で済むのではないでしょうか。

大切な資産を守るために

ルールにどれだけ従うことができるか。

暗号通貨取引を始め、投資で失敗しないためには
感情に流されず、自分が決めたルールに従うことで
損失をなるべく回避し、成果を上げることが
できるのではないかと考えます。

現在、暗号通貨市場ではビットコインを始め
リップルやNEMなどの価格も大幅に高騰し
世界中のメディアから注目が集まっています。

価格が高騰しているタイミングで、つい
購入に走りたくなる心理が働きます。

しかし、その価格は一時的なものではないか、
適正な相場の価格であるのかを見極めて
冷静に判断を行う必要があります。

周りに流されず、大衆心理の逆手を取ることが
大切な資産を守ることにも繋がります。

今回は、投資で失敗しないために
知っておきたい心理学についてお伝えしました。

弊社のLINEでは、暗号通貨における
様々な情報を、定期的に発信しておりますので
ご登録のうえ、ご確認ください。

本日のご報告は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA