FROM：仮想通貨長者.com AKIYAMA
NFTという言葉をご存知でしょうか？
NFT市場は世界中で急速に拡大し、
今や海外のニュース番組でも放送されるほどです。
そして日本でも、ついにコインチェックが
NFTを提供することが決定しました。
そこで今回は、
・NFTとは何か？
・コインチェックのNFTサービス
について見ていきましょう。
NFTとは何か？
NFTとは、
「ノン・ファンジブル・トークン」
の略で、非代替性トークンといわれます。
NFTでは、このトークンを誰が保有しているか
を明確にすることができます。
そのため、デジタル世界における権利を
明確にすることができると期待されています。
また、ファンジブルとは、
代替可能な資産を表します。
ノン・ファンジブルとは、
代替不可能な資産を表します。
例に挙げると…
ファンジブル（代替可能な資産）とは、
・金銭
・株式
・ビットコイン
など、1つ1つのモノが
同一の価値を持つものです。
例えば、1万円札はいつ誰が使っても、
1万円の価値を持っています。
ノン・ファンジブル（代替不可能）とは、
・アート
・不動産
など、1つ1つのモノが
異なる価値を持つものです。
例えば、アートでいうと、
道の落書きとピカソの作品は、
1つとして同じ価値の作品ではありません。
NFTによって、アートなど代替不可能な資産の、
所有権、流通情報などを証明することができます。
また、トークン化することにより、
マーケットプレイス（デジタル市場）などで、
売り買いしたり、直接、受け渡したりすることができます。
NFTのメリット・デメリットとは？
それでは、NFTのメリット、デメリット
について見ていきましょう。
①メリット
NFTは代替不可能なトークンなので、
唯一無二の「一点物」の価値を生み出すトークンです。
ですので、権利などを証明する場合に、
とても相性が良いといわれています。
なぜかというと、ブロックチェーンの
大きな利点である改ざんできない点。
NFTの利点である代替できない点。
この2つが組み合わさることで、
強固な証明トークンとして利用できます。
例えば、ゲーム・アイテムの
二次流通やデジタルアートでの活用。
デジタルコンテンツの所有権や、
流通情報などが管理できるため、
希少性が生まれて価値が高まります。
また、クリエイターに関しては、
二次流通した作品からも収益を得ることができます。
ここ最近では、大手オークションハウスの
クリスティーズで、NFTを使ったデジタルアートが、
75億円で落札されたニュースが話題となりました。
今後もNFTは、様々な産業のデジタル化、
簡素化を実現する技術として、
多くのビジネスで活用されると予測されます。
②デメリット
NFT取引が急増している一方で、
NFTは法的な整備がまだ曖昧な部分があります。
最近でもNFTマーケットでハッキングされた事例があり
複数のユーザーアカウントが乗っ取り被害を受けています。
また、仮想通貨市場の1,000分の1の市場ですので、
まだ取引をしたことのある人は少ないです。
他にも、NFTはゲーム市場から
参入する人も一定数いると考えられます。
しかし、NFTトークンの取引には、
口座開設やウォレットの保有が必要だったりします。
そのため、未経験者がゲームの延長で
気軽に取引できる市場とは言えない状況です。
NFTがゲームなどの娯楽から広がることで、
市場の拡大スピードは速くなります。
そのことを考えると、近い将来、
NFT購入のハードルは下がっている可能性も考えられます。
コインチェックがNFTを提供
ではここで、今回のニュースについて、
内容をまとめてみたいと思います。
コインチェックは、3月24日よりNFTを取引する
マーケットプレイス（Coincheck NFT（β版））の
サービス提供を開始することを発表しました。
この暗号通貨取引サービスと一体となった
NFTマーケットプレイスは日本初。
2つのゲーム内で利用できるNFTを、
コインチェックで取り扱う13種類の暗号資産と
交換できるようになるとのこと。
Coincheck NFT（β版）のマーケットプレイスでは、
ユーザーが出品し他のユーザーが購入するといった市場で、
メルカリのデジタルアイテム版を目指しているそうです。
また、今後は、NFTをゲームや芸術だけではなく、
ビジネスに活用しようとする動きも出てきており
NFTを扱う業者も増えてくるのではないのでしょうか。
今回のコインチェックの発表をきっかけとして
より一層、NFTに対する注目が高まり、
NFTというデジタル資産自体に、
価値がついていくのではないかと考えます。
今後もNFTの情報から目が離せません。
弊社では、このように仮想通貨の情報を
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