先進国で新たな兆候。

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

欧州でも指折りの、暗号通貨先進国フランス。

今年4月には暗号通貨の所得税率引き下げなど、
欧州だけでなく世界においても市場を牽引する
立場に位置しています。

そんなフランスからつい先日、
とあるニュースが報じられました。

仮想通貨運用企業が欧州で初めて、ICOによる
資金調達の認可を受けたらしいのです。

認可を受けたのは、「Napoleon Group」という企業。

世界中の機関投資家に向け独自で発行している
NPXトークンを販売しています。

フランスの金融市場規制機関(AMF)から
認可を受けたことによって、今後は
合法的にICOの実施が可能となりました。

大きな後ろ盾と信頼の元で
事業を推進できるいうわけですね。

当事者がプロジェクトの成功に近づいたと
喜ぶ姿が目に浮かびます。

フランスはもともと、暗号通貨の規制には
かなり強気な姿勢で有名です。

今年のはじめ、フランス金融市場庁は
仮想通貨デリバティブ取引を規制対象とし、
仮想通貨デリバティブのオンライン広告も禁止に。

投資家を保護するための専門委員会等も設置し、
銀行に対しては暗号通貨取引禁止の提案を
おこなうほど強固な対応をとってきました。

しかしその一方でブロックチェーン技術の
可能性や将来性は高く評価。

金融機関とフィンテック企業がブロックチェーン技術を
用いることに政府は大賛成の意思を表明し、
欧州他国に後れをとるなと躍起でした。

フランスのブリュノ・ル・メール財務相は
「ブロックチェーン革命の到来を逃がすな」
意見書に記載するほど重要視しています。

金融や仮想通貨に厳しい規制を敷くフランスから
巻き起こった今回のビッグニュース。

欧州だけでなく世界各国の
ICO・仮想通貨規制における
一つの重要な見本となることでしょう。

世界中で巻き起こる暗号通貨市場の
健全化に向けた規制強化の流れにおいて、
新しい風が吹くことを期待しています。

本日のご連絡は以上です。

仮想通貨長者.com AKIYAMA

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