FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA
最近では暗号通貨がというキーワードが
広く世間一般に認知されてきました。
そこで次なる新しい言葉として、
「社内通貨」
というものが話題となっています。
社内通貨ってなに?と言いますと。
”企業が自社の社員向けに
社内限定の通貨を発行する制度”です。
主な目的としては、
・社内での人事評価やコミュニケーションツール
・企業が用意したサービスや商品の購入手段
・給与金額に影響を与え、モチベーションアップ
などを活性化させるために導入されています。
社内通貨と一言では伝えきれないほど、
定義は非常に広く、ブロックチェーンの仕組みそのものです。
特に、どちらもトークンを活用し、
経済圏(トークンエコノミー)を構築している。
その点においては非常に似ています。
また社内通貨を導入し、成功を収めている企業は非常に多く、
本日はいくつかの事例をご紹介したいと思います。
■ロート製薬株式会社
社内通貨:「ARUCO(アルコ)」
ARUCOは、
”社員の健康促進のための社内通貨”です。
ですから獲得方法も、
・1日8000歩で10コイン
・非喫煙で毎月500コイン
・週に2回30分以上の運動で50コイン
などなど。
獲得したコインの用途も健康食のランチチケットや
食リラクゼーション体験など、健康を意識した内容になっています。
■株式会社DISCO
社内通貨:「Will(ウィル)」
Willは、
”各社員がWillの最大化を目指し、
会社全体の利益を最大化するための社員通貨”です。
1Will =1円の固定レートに設定されており、
社員全員がWillを管理するための口座を持っています。
普段の業務すべてにおいて、
獲得もしくは支出することが必要になります。
具体的な例を出すと、
・製品の保守点検で10万Will獲得
・航空券の手配で1.7万Will獲得
・会議室の利用や備品の使用で支出
・残業した時間によりWillを支出
また獲得したWillはボーナスにも、
影響を及ぼすため社員はWillを
最大化しようと考える仕組みです。
■株式会社オロ
社内通貨:「Oron(オロン)」
Oronは
”社内同士で感謝の気持ちを伝えるための社内通貨”です。
社員には毎月30Oronが配布され、
感謝のメッセージと一緒に社員に送ることができます。
一つのプロジェクトが完了した後や、
部署移動やお祝いごとの際に送るようです。
またOronのやり取りは非公開となっており、
匿名通貨のような役割を持っていたりします。
またOronはアイテムと交換することができ、
MacBook Airやなんと高級車の
HUMMERまで用意されているようです。
既に数多く存在する社内通貨ですが、
それぞれの通貨がメリットを生み出しています。
暗号通貨と同様に、
社内通貨は中央集権であった企業の体制から、
個々が価値を定める体制へ切り替わっていく。
そうやって社内のコミュニケーション向上や
モチベーションの向上により企業全体の業績に
大きな影響を与えています。
もちろん、導入コストや導入後の失敗というリスクはありますが、
それを大きく上回るメリットがあることは間違いありません。
またブロックチェーン技術の普及により、
今後は社内通貨に対する信頼性や透明性の獲得に繋がり、
開発におけるコストと難易度が劇的に下がると言われています。
暗号通貨技術が非中央集権の社会の実現を掲げているように、
企業でもより自由で自律的な働き方を目指して
社内通貨の導入が進んでいくのではないでしょうか。
このように今後も最新の
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