ICE、数千種類に及ぶ仮想通貨データの配信開始

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

先日14日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の
親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が
仮想通貨市場向けの新しいデータ配信を開始するとの発表をしました。

その新たなデータ配信の内容というのは、

ICE暗号通貨データフィードに

・1,000種類以上の仮想通貨
・100種類以上のプラットフォームの情報

を追加して配信するとのことです。

と言われても、ピンとこないですよね。

今回はこのニュースが、
仮想通貨市場にどのような影響をもたらすのか、
という部分にフォーカスして紐解いていきます。

■ICE暗号通貨データフィードについて

ICE暗号通貨データフィードとは、

・仮想通貨のリアルタイムな履歴データ
・世界中の主要な取引所や仮想通貨に関する情報
・売買高加重平均価格(VWAP)やオーダーブック

といった市場を正確に把握するための情報を
企業や機関投資家に提供しているものです。

現時点でもすでに
60以上の仮想通貨のカバーをしており
30以上の取引所や市場、400以上の取引ペア
などに関するデータを提供しています。

これには

・Bitcoin
・Bitcoin Cash
・Dash
・Ether
・Huobi Token
・Litecoin
・Lisk
・nem
・XRP

などが含まれています。

そして、これからも提携をする
取引所は増えることが計画されているため、
情報の質は更に高まっていくだろうと言われています。

■ICEの目的

ICEはこの情報提供を行うことにより、
市場の透明性や信頼性を向上させることを目指しています。

ここで少し話は逸れますが、
皆さん購買心理の7段階ってご存知ですか?

人が何かを購入する際、
大きく分けて7つの段階を踏むと言われています。

1:興味
2:関心
3:イメージ
4:欲望
5:比較
6:確信
7:決断

この流れですね。

稀に決断の次に満足というカテゴリを加え、
購買心理の8段階なんて言われたりもしますが。

この購買心理には必要不可欠なものがあります。

それは「情報」です。

情報は情報でも、より正確で質の高いもの。

何か購入する際に、情報って欠かせませんよね。

その購買行動に必要な情報を
今回ICEは、より精度を高めて配信するとのこと。

そして、何より仮想通貨市場が
さらなる市場拡大を図るには、
機関投資家の参入は欠かせないものです。

ICEは世界的に注目されているBakktの立ち上げにより、
多くの機関投資家に認知されています。

ICE暗号通貨データフィードの目的は、
仮想通貨市場の透明性、信頼性を
向上させることにあります。

それにより、仮想通貨市場が
よりクリアになることで、
機関投資家が参入しやすい環境を作ります。

その結果、仮想通貨市場の拡大へと繋がる。

これからの仮想通貨市場が、
ICE仮想通貨データフィードによりどう変化していくのか。

今後も動向から目が離せません。

こういった仮想通貨市場に対するニュースや出来事を、
わかりやすくお届けしていきます。

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本日の報告は以上です。

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