「仮想通貨取引所バイナンス」日本市場から撤退！？

公開日：2020年1月26日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

2017年に誕生し、
今では世界一の取引所と称される「バイナンス」。

取り扱っている通貨も約150銘柄の取り扱いがあり、
取引高、ユーザー数、共に世界一の数字を叩き出しております。

本人確認なしでも口座開設が出来るということもあり
日本の取引所より手軽に取引を開始できるようになっております。

これは早速利用してみたいと思う方も多いのではないでしょうか？

ですが、そんなバイナンスが今月16日、
日本向けのサービスを段階的に制限すると発表しました。

昨年から日本市場から撤退する可能性が噂されていたので、
「やはりか・・・」と思った方もいるでしょう。

ですが、バイナンスはこの制限を公表した後に、
いくつかのニュースを発表しています。

翌日17日には、
バイナンスはＺホールディングス（元ヤフージャパン）の
完全子会社Ｚコーポレーションと仮想通貨取引所ＴＡＯＴＡＯと
戦略的な提携に向けて交渉を開始しております。

つまり撤退どころが本格的に日本進出に舵を切っています。

この提携が成立することで何が行われるのでしょうか？

ＺコーポレーションはＴＡＯＴＡＯに出資しており、
今回の提携が成立すれば、
日本人向けの取引サービスの立ち上げを進めるそうです。

バイナンスは以下のようにコメントしています。

「バイナンスの最先端の技術を駆使して、
ZコーポレーションとＴＡＯＴＡＯは日本市場での
完全な法令遵守を保証するため金融庁と協調する」

この「金融庁と協調する」という部分は、
利用を考えている日本のユーザーにとっては
とても安心できる材料の一つではないでしょうか？

16日、日本向けのサービス規制を発表。

17日、日本企業との提携交渉を開始。

そして何より驚きのニュースは19日に発表された
バイナンスによる日本円取り扱い開始のニュースです。

サービスを規制すると発表したにも関わらず、
自社取引所で日本円の取り扱い開始を発表。

流れとしては「あれ？」となった方もいるのではないでしょうか？

では、この日本円の取り扱い開始のニュースについて、
もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

今回の日本円の取り扱い開始は、
海外のペイメント事業者「Ｓｉｍｐｌｅｘ」の
サービス提携によるものであることが判明しております。

Ｓｉｍｐｌｅｘはバイナンスの販売所で、
米ドルやユーロなど複数の法定通貨アクセスを提供している企業です。

事実、Ｓｉｍｐｌｅｘでは、
サービス対象国に日本円が含まれていることも確認されており、
今後は日本のＶｉｓａ・Ｍａｓｔｅｒｃａｒｄに
対応することになりそうです。

クレジットカードでの購入は可能になりますが、
直接日本円で購入が可能になったということではないようです。

購入可能なコインは、
ビットコイン、イーサリアム、リップル、バイナンスコインの4種類。

最低取引額は6000円で、クレジットカード利用時の手数料は、
Simplexが2.5％、バイナンスが3.5%となるそうです。

ただ今回バイナンスが日本円の取り扱いを開始することを
発表したツイートが一時的に削除されています。

ツイートが削除されたことを踏まえて考えると、
今後日本円のサポートが取り消される可能性もあると考えられますが、
このまま日本円がサポートされるのであれば
クレジットカードで暗号通貨を購入できるようになるでしょう。

サービス規制がかかると言われても、
現在はまだ利用可能のようです。

国内取引所とは比べ物にならない多くの銘柄の取引ができ、
また国内では最大でも4倍までしか利用できないレバレッジも
バイナンスでは125倍まで可能です。

今のうちにレバレッジを利用して
大きな利益獲得にチャレンジしてみても良いかもしれないですね。

最後にまとめると、
バイナンスが日本向けサービスに規制をかけると発表されたが、
日本向けのサービス提供するための準備は進んでいるということです。

そして今後も日本円のサポートを規制しなければ、
クレジットカードでの暗号通貨の購入も可能となります。

バイナンスを利用したいと考えていた方は、
今後のバイナンスの動きには注目したいところですね。

それでは、本日のご連絡は以上となります。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA