最高の日本酒を海外でも

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

海外では、
「Japanese SAKE」
として親しまれる日本酒。

今その品質管理において、
より海外の日本酒ファンを
喜ばせる仕組みができつつあります。

導入する仕組み、それは、
「ブロックチェーン」です。

現在ブロックチェーンと言えば、
様々な業種・分野において活用されています。

本日は、その中でも、
「日本酒管理」にスポットを当ててみました。

まず、日本酒の出荷量推移を見ていきます。

日本酒の国内出荷量は、
ピーク時で1973(昭和48)年の170万㎘でしたが、
近年では50万㎘と、
ピーク時の三分の一以下まで減少しています。

対して、海外輸出量は年々成長を続け、
2019年には約234億円を突破。
(日本経済新聞報道)

蔵元によっては、
10年連続で輸出額が過去最高を記録するなど、
海外からの日本酒人気は計り知れません。

そんな中、二つの問題が目立ち始めています。

①海外で日本酒の「偽物」が出回っている。

偽物の日本酒はアジア全体で広く流通され、
多くは本物の日本製ブランドと同じ価格で
販売されている事例が多数あります。

そのことにより、
本物の日本酒はブランドとしての見方が
失われる可能性があり、
酒造元の酒蔵に直接悪影響を及ぼすことにも繋がります。

②海外で日本酒を取り扱う際の品質管理

日本酒の種類によって、
最適な保管温度は異なります。

しかし海外の配送業者やレストランなどは、
適切な取り扱いができていない所が多いと
指摘されてるのが現状です。

これらの問題を解消し、
本物の日本酒を海外へ提供する際に
使用されるシステム。

それこそ、
ブロックチェーンです。

先日、世界4大会計事務所である
「Ernst&Yong(EY)」の日本支社が、
日本酒などの生産・流通情報を管理するためのシステム
「SAKE BLOCKCHAIN(サケ・ブロックチェーン)」
の構築を計画していることを明らかにしました。

このブロックチェーン上には、

・日本酒の成分
・醸造場所
・生産地
・配送手段
・温度記録

など、様々な情報が記録されます。

ラベルに印刷された
QRコードをスキャンすることにより、
ブロックチェーン上に記録された
製品情報を確認することが可能になります。

この流れを通して、
世界の日本酒ファンは
「本物の日本酒」を
最高の状態で楽しむことができるのです。

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ご存知の通り、
ブロックチェーン技術と暗号通貨には密接な関係があり、
「書き換えることのできないデータ」
として残ることが最大の特徴です。

その特徴を最大限に活かし、
日本が誇る「日本酒」を守り抜くことができれば、
送る側も受け取る側も大いに喜ぶに違いありません。

このように、
根底は暗号通貨の技術として世に出回ったブロックチェーンが、
人と人とを繋ぎ合わせるために活用されていく事例が、
今後も増えていきます。

ブロックチェーンに関するニュースが、
暗号通貨の価格にも影響を及ぼすということも
理解しておきましょう。

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