あの大手で暗号資産決済が可能に？

公開日：2021年4月7日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

3月30日、米国決済大手サービス会社である
「ペイパル・ホールディングス」（以下、ペイパル）は、
暗号資産決済ができるサービスを
開始したと発表しました。

こちらのサービス、
まずは米国のペイパル利用者を対象に、
世界数百万のオンラインストアで
利用できるようです。

このように暗号資産による
決済サービスが次々とローンチされています。

これらに伴う、
今後の暗号資産業界を考察してみましょう。

ペイパルとは？

このマーク、どこかで見かけたことはありませんか？

世界約2900万のお店で決済が可能であり、
主にオンラインストアで利用される
決済サービスです。

ペイパル最大のメリットは、
手軽にクレジットカードを使った
お金のやり取りができる点です。

たとえば、
会社を立ち上げ、モノやサービスを販売しようとしたとき、
クレジットカード決済システムを導入するのはコストがかかります。

また決済手数料も高額となることが懸念されるのです。

一方でペイパルを導入すれば、
決済手数料はかかるものの比較的安価で
簡単に導入が可能となるのです。

さて、この度ペイパルは
なぜオンライン決済サービスに
暗号資産の導入を考えたのでしょうか。

今回のペイパル暗号資産決済導入を示唆したのは、

「日本の大手EC運営会社のビットコイン決済導入」

「米テスラ社の自社製品のビットコイン決済導入」

「VISAの暗号資産を利用した決済導入」

これらの流れが考えられます。

日本の大手EC運営会社のビットコイン決済導入

世界の楽天と言われるまで
成長した楽天ホールディングス。

そのグループ会社である「楽天ペイメント株式会社」と、
暗号資産交換業を運営する「楽天ウォレット株式会社」は、
2月24日、ビットコインなどの暗号資産を
楽天グループのオンライン電子マネー
「楽天キャッシュ」にチャージすることで
全国の楽天加盟店にて決済可能とするサービスを開始しました。

注目されたのは、
暗号資産をチャージする際の取引金額の制限はなく、
手数料が無料という点です。

これは日本国内初めての取り組みです。

米テスラ社の自社製品のビットコイン決済導入

3月24日、
米大手電気自動車メーカーである
テスラ社のイーロン・マスクCEOは、
ビットコインでのテスラ車の購入が
可能となったと発表しました。

テスラ社は先月、
約1600億円のビットコインを購入し、
ビットコイン急騰のきっかけになりました。

世界長者番付１位にもなったイーロン・マスク氏の
この決断は、世界の企業にも印象を与えました。

VISAの暗号資産を利用した決済導入

決済大手企業のVisaは、
3月29日、ステーブルコインである「USDC」の
決済利用を開始すると発表しました。

USDCは、Ciecle（サークル）と
Coinbase（コインベース）が
共同に開発したステーブルコインでその名の通り、
米ドルのレートと連動する暗号資産です。

時価総額としては、
現在12位とテザーコインに次ぐ
ステーブルコインに位置しています。

※ステーブルコインの詳細は先日配信した
以下のバックナンバーをご覧ください。

Visaが暗号資産を導入するということは
これに連なり、他の決済大手企業が
動き始めるのも時間の問題だと考えられます。

これからの暗号資産業界は、、、

上記でお伝えしたように
大手企業が暗号資産を決済に
用いる傾向が見受けられています。

現在の暗号資産業界の時価総額は、

「約209兆円」（執筆時）

そのうち、ビットコインの時価総額は、

「約122兆円」（執筆時）

これは、フェイスブックやグーグルの時価総額に
迫る時価総額となります。

暗号資産業界は、
世界トップ企業に劣らない規模なのです。

また、これから考えられることは、

今後も大手企業が暗号資産を視野に入れる。

これは間違いありません。

上場企業のビットコイン保有の動きは、
米国以外にも広がっております。

今後も暗号資産市場は、
間違いなく右肩上りになるはずです。

今後の動向に注目してください。

弊社では、今後も暗号通貨の情報を始めとした、
最新情報を随時お届けしますので
引き続き情報をお受け取りください。

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本日は以上です。

仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA