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FROM:仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA
ICO詐欺と呼ばれる暗号通貨をめぐる
投資詐欺が2018年に大流行しました。
詐欺師が偽のプロジェクトを立ち上げ、
無価値のコインを発行し投資家に売り
ゆっくり消えていくパターンや、
プログラミングや管理体制が不十分だったなどと言い
上場自体が廃止になり投資家だけが損をしてしまう。
こういった非常に悪質な手口で
被害総額は数百億円にも上ると言われております。
今回はそんな詐欺を未然に防止する
新興コインの見極め方をお伝えさせていただきます。
新興コインを見極める上で重要な3つのポイントとは？
新興コインの見極める上で
重要となる3つのポイントとは…
① 仕掛け人となっている人物は誰なのかを知る。
② 基盤となっているプロジェクトの開発状況を知る。
③ 提携先やその数を調べる。
です。
まず、1つ目は…
仕掛け人となっている人物は誰なのかを知る。
これは当然ながら悪名高い人物が手がけている事業に
投資をしようと思う人はいませんよね。
2つ目は…
基盤となっているプロジェクトの開発状況を知る。
よく弊社へ暗号通貨に関する
お問い合わせを多くいただいておりますが、
「そのコインはどのような
プロジェクトで発行されているのですか？」
と、質問をすると…「わかりません」
そう答えられる方が非常に多いです…
それでは本末転倒です。
3つ目は…
提携先やその数を調べる。
よく偽のプロジェクトの公式サイトなどには
名の知れた企業やスポンサーの名前が挙げられていますが、
目に入った物だけを鵜呑みにしてはいけません。
実際にその企業が当プロジェクトに本当に関わっているのか、
裏取りを必ず行うようにしましょう。
①〜③に沿って「Badge」コインを検証してみました。
① 仕掛け人となっている人物は誰なのかを知る。
今回議題に挙げさせていただく人物はこの方…
「久積〇史」という人物です。
過去に逮捕歴もあり数々のネットビジネスや
ネズミ講などで多数の被害者や
詐欺被害をもたらしたとされている人物です。
2018年「パトロン」のトークンセールにより
43億円を資金調達しその後トークンの価格は99％暴落。
2019年「ロン」のICOを行い上場廃止。
2020年「チップスワップ」を立ち上げたが、
インパーマネントロスにより投資家の資金は99％失われました。
上記3つのプロジェクトはどれも
インフルエンサーの為に立ち上がった
プロジェクトとなっておりました。
今年に入り「Badge」という
プロジェクトがローンチされました。
これもインフルエンサー向けの事業となっており、
過去の案件と事業内容がほぼ類似しております。
この事業では、暗号通貨系Youtuberの
内部告発によりネットは大炎上しました。
運営側の人間を調査したところ「久積」という人物が参画しており、
上記案件はほぼ詐欺案件ではないのかと認知されてしまいました。
【Badge】コインの被害総額は10億円となっており、
人数に換算すると3000人前後となります。
② 基盤となっているプロジェクトの開発状況を知る。
発足当初は5日間のBNBのステーキングで
「POME」「Badge」2銘柄のコインを
報酬で受け取れるとの事でした。
しかし、参画してみると強制的に20日間の
ステーキングに変更されており、
「チップスワップ」の案件と似ていないかと疑問が浮上しました。
ステーキングの際に送ったトランザクションを調べたところ、
運営側のウォレットへ送金されている事が発覚し、
ステーキングなどされておりませんでした。
更には20日間のステーキング後、受け取れるはずだった
「POME」コインが運営によって大量に売られている事が発覚し、
運営側は「POME」の価値を下げ、
自分たちに利益が残るような悪事を働いておりました。
ここで注意しておかなければならないのは、
人気Youtuberやインフルエンサーが絶賛していても、
裏で糸を引いている人物が悪であれば、
その案件の信用性は皆無に等しくなります。
③ 提携先やその数を調べる。
「Badge」の公式Twitterを確認したところ、
各国の有名アーティストや著名人がこのプロジェクトへ
参画を表明したというツイートを複数確認する事が出来ました。
またツイートの内容を確認するも、
発足当初は英語でのツイートばかりで、
海外に向けてマーケティングを広めているのかと思いました。
しかし、ツイートされている日時が新しくなればなるほど、
日本語でツイートされるようになってきており、
このプロジェクトはどの国やマーケットに向け、
プロジェクトを進めようとしているのか不明になってきました。
更に、各国の著名人がこのプロジェクトに参画を表明している割には、
Twitterのフォロワー数が圧倒的に少なく感じました。
世の中には上記案件のように、
巧妙に仕組まれた詐欺まがいの案件も存在するという事を
認識しておかなければなりません。
みなさんが取らなければならない行動。
冒頭でお伝えさせて頂いた3つのポイント…
① 基盤となっているプロジェクトの開発状況を知る。
② 仕掛け人となっている人物は誰なのかを知る。
③ 提携先やその数を調べる。
再三にはなりますが、上記項目は
投資を行う上では必ずやらなければならない必須項目です。
実績をいくつも積み重ねてきている人は、
案件の概要を聞いただけでピンときて嗅覚が働くと思いますが、
もちろんそうでない方は少なくないと思います。
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