FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA
新型コロナの影響で、
・米国の中央銀行制度（FRB）
・欧州中央銀行（ECB）
・日本の中央銀行、日本銀行
など、世界中の中央銀行が、
無制限の量的緩和。
お金がジャブジャブの状態です。
ここで注目されているのが、
ビットコインと金（ゴールド）です。
世界中の中央銀行が、
お金を印刷しすぎています。
市場に出回るお金の量を増やせば、
それだけお金の価値が減ります。
そして、相対的にモノの値段が上がり、
ハイパーインフレが起きるといわれています。
一般的にインフレ率が
月に50％以上の状態の時、
ハイパーインフレと呼ばれます。
このような状況だからこそ、
ヘッジファンドなどの投資家が
暗号通貨市場への参入が加速しています。
ビットコインに関しては、
コロナショックを機に
ドルよりも買われていました。
上記のCoinCollegeTKのデータでは、
ドル（USD）より左の資産が、
ドルより価値が上がっていた資産が表されています。
その中には、
・円（JPY）
・金（GOLD）
・ビットコイン（BTC）
年初来対ドル上昇率が、
ビットコインは一番となりました。
このデータで分かることは、
法定通貨の希薄化が起こることで、
暗号通貨は注目されるということです。
なぜなら、暗号通貨は中央集権的にコントロールできず、
希薄化が起こらないことが理由の一つといえるからです。
このように世界情勢の変化で、
改めてビットコインが注目されています。
そしてここで、
ビットコインの肯定派と否定派の
意見をみていきましょう。
肯定派の意見
ビットコイン肯定派の意見として、
・世界共通通貨
・手数料が安い
・既存通貨の価格下落に備えられる
・偽造されない資産
が挙げられます。
金持ち父さん貧乏父さんの著者、
ロバート・キヨサキ氏は、
「金や銀とともにビットコインが、
投資家の資産を保護する手段になる」
と主張しています。
テストモーターズ、スペースXの設立者、
イーロン・マスク氏は、
「イノベーションのスピードが上がっている
現代では暗号通貨のような革新が必要」
だと述べています。
このように肯定派の人達は、
ビットコインの将来性に期待をしています。
否定派の意見
ビットコイン否定派の意見として、
・マイニング会社が結託すれば改ざんされる
・資産の裏付けがないものは信頼できない
・価格変動幅が大きく通貨として認められない
・マネーロンダリングの温床となる
が挙げられます。
一つ目の、マイニング会社が
結託すれば改ざんされるという意見。
ビットコインは、51％のパソコンが
乗っ取られたら改ざん可能となります。
現在、マイニング会社の7〜8割は、
中国にあるといわれています。
つまり、全ての中国のマイニング会社が
結託したら、ビットコインは偽造されて、
価値がなくなるという意見があります。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏は、
「ビットコインに価値は全くない。
基本的には妄想だ」
と厳しく批判しています。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏も、
ビットコインの正当性に疑いの目を向けています。
このように反対派の人達は、
ビットコインに価値はないと批判しています。
ビットコインの今後の展望
5月11日、4年に1度の
ビットコインの半減期が訪れました。
マイニング報酬は、
12.5BTCから6.25BTCに半減。
半減期については、
投資家にとってプラスの材料です。
なぜなら、過去の半減期後、
ビットコインは上昇しているからです。
しかし、マイニング業者に関しては、
報酬が半分になるため、懸念材料です。
また、報酬が半分になると、
マイニングする人が減る可能性もあります。
そうなると、
取引履歴を入力する時間が伸びて、
ビットコインの決済スピードが
更に遅くなるといわれています。
そのため、ビットコインの価値の暴落に
繋がるのではないかとも言われていました。
ところが、半減期の日に
ビットコインの価格は上がりました。
その理由の一つとして、
ビットコインの希少性が高まったことです。
ビットコインの報酬が減るということは、
この世界に生み出されるビットコインの量が
減るということになります。
つまり、ビットコインの
一つずつの価値が高くなります。
そのため、ビットコインの価格が
上がったともいわれています。
今回の考察として、
コロナショックにより、
ハイパーインフレが起こる可能性がある。
そのような状況だからこそ、
ビットコインはインフレ対策として、
保有しておくのも手です。
ただし、ビットコインのリスクも
理解した上で、資産の一部を
投資するのがベストかもしれません。
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本日は以上です。
仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA
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