FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA
連日、日本列島をにぎわせた
サッカーワールドカップ。
その開催地であるロシアで
仮想通貨投資銀行「HASH」が
設立されたと報道されました。
具体的には、ICOを行う企業に対し
プラットフォームを提供する事業を
展開していく予定のようです。
運営元は、東欧では手広く事業を展開する、
大手決済サービス業者Qiwi「キウィ」。
現在ウクライナやルーマニア、
カザフスタンなど多くの国で
事業を展開しています。
なお仮想通貨投資銀行「HASH」は
仮想通貨取引所としてのサービスも
開始する予定との事です。
もともとロシアは仮想通貨に対して
否定的な立場をとっていました。
2017年10月にはロシア中央銀行の元総裁自ら、
国内の仮想通貨取引所の閉鎖を宣言したほどです。
ちなみに、この宣言は元総裁のほかプーチン大統領、
ロシア中央銀行総裁など権力者が集まった
会談で決定したと報じられています。
なんとこの会談にはQiwi「キウィ」のCEOも
同席していたとの事です。
それから一年もたたないうちに
Qiwi「キウィ」がロシアで仮想通貨投資銀行の設立。
しかも、仮想通貨取引所としてのサービスも
視野に入れているとのことです。
当時の関係者は青天の霹靂でしょう。
ご存知かもしれませんが、
現在ロシアは仮想通貨に否定的だった
当初から一転した立場を取りつつあります。
ロシア政府が発行する仮想通貨
「クリプトルーブル」も本格始動間近のようで
国として仮想通貨には肯定的だとも言われています。
事実。
ロシアではビットコイン決済を導入する店舗が、
急増しており、なんとビットコインATMを
設置しているスーパーも存在するほどです。
BTHで料金を支払える
タクシー会社も中にはあるとのこと。
Wカップでロシアに訪れる海外からの渡航者にも
さぞ喜ばれている事でしょう。
経済大国ロシアの
仮想通貨に関するこれらの動向。
暗号通貨市場を再加熱させる
一手になり得る事を期待します。
そして現在、ICOへの規制や仮想通貨関連の
法整備を急ピッチで進めている日本。
2020年には東京オリンピック開催を控えており、
多くの外国人の来日が見込まれます。
海外からの渡航者のニーズに合わせると同時に、
日本の暗号通貨ユーザーにも多くの
恩恵がもたらされる事を願っています。
本日のご連絡は以上です。
仮想通貨長者.com AKIYAMA