2023年、仮想通貨市場の動向は？

公開日：2023年5月4日

From.内村

仮想通貨市場の
上昇トレンドに気づいていますか？

2022年は仮想通貨市場にとって
厳しい状況が続いていましたが、

2023年には一転、
市場の活性化が期待されています。

なぜ、2023年の仮想通貨市場の活性化が
起こると予測されているのでしょうか？

そして、具体的にどれくらい高騰が
見込まれているのでしょうか？

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アメリカドルへの不信感

現在のアメリカは
度重なる利上げ政策の影響により、
非常に経済状況が不安定な状態となっています。

この利上げの影響は
特に銀行業界に大きく響いており、

上場されている435の銀行の中で、
97%にあたる多くの銀行が
損失を被っているというデータもあります。

実際にシリコンバレー銀行の破綻なども
記憶に新しいかと思いますが、

アメリカの経済はかなり逼迫した
状況にあることがわかると思います。

では、なぜアメリカ経済がここまで、
不安定な状態になったのか？

それは、政府の金融政策の結果です。

このような不安定な経済状況が続き、
政府の政策に不信感を持つ人が多いため、
政府などの政策を受けない、

非中央集権型の通貨である、
ビットコインなどに再び
注目が集まっているのです。

1年を切ったビットコイン半減期へのカウントダウン

もう一つ、2023年の仮想通貨市場を
活性化させる要因として
考えられるのが、
ビットコインの半減期です。

半減期とは、
ビットコインのマイニング（採掘）報酬が
半分になるイベントのことです。

半減期とはインフレを防ぐため、
に行われており、

ビットコインはブロック数が
210,000に到達する毎（約4年毎）に、
マイナーへの報酬として付与される
BTC量が半減するように定められています。

半減期が訪れるたびに
新たなビットコインの発行ペースが遅くなり、

結果的に上限に近づくにつれて
ビットコインの希少性が増すこととなるため、
半減期の後には大幅な価格高騰が起こるとされています。

実際に2020年の5月に実施された
前回の半減期では、

半減期前には、
BTC価格は約93万円（8,800ドル）程度でしたが、

2021年4月には、
約824万円（60,000ドル）へと500%の急上昇を見せました。

2016年の半減期の際にも
半減期前の価格は約8.5万円（800ドル）前後でしたが、
2017年末には約220万円（20,000ドル）を記録しました。

このように、半減期の後には例外なく、
大幅な価格高騰が起こっているわけなのですが…

仮想通貨にリスクはつきもの

あなたもご存知だと思いますが、
仮想通貨とリスクはどうしても、
切っても切れない関係にあります。

過去の半減期には価格上昇が見られましたが、
今回の半減期後も必ずしも価格が高騰するとは限りません。

半減期だけが価格変動の要因ではないため、
慎重な見方が必要です。

現在のビットコイン市場は
4年前と比較して大幅に拡大しており、
株式市場などのマクロ市場の影響も
受けやすくなっています。

このため、今後の状況は
大きく異なる可能性があると言えます。

前半でお伝えした、
アメリカ経済から仮想通貨へ
資金が流れ込むことについても、

ドルの価値低下を危惧した
アメリカ政府により、
仮想通貨の取り締まりを
厳しくするという動きもあります。

このように、
2023年の仮想通貨市場には
大きな高騰の可能性が存在しますが、

同時にリスクも伴っていることを
念頭に置いておくことが重要です。

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本日は以上です。