中国では紙幣を消毒？

公開日：2020年3月7日

FROM：仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA

新型コロナウイルスの感染源となっている中国。

その中国では、あの手この手で、
感染拡大を防ごうという動きが進められています。

紙幣を消毒？

中央銀行である中国人民銀行は、大量の新札を投入し、
できる限り新札を使うように努め、
農産物市場や病院などから回収されたお札は、
再度流通することのないように、金融機関に求めています。

さらに驚くべきニュースが。

紙幣はウイルス蔓延の媒体という噂まで広がり、
なんと、紙幣を消毒するプロジェクトまで始まっているそうです。

このプロジェクトが効果のあるものかは分かっていませんが、
WHOの研究によりますと、
新型コロナウイルスは感染者との濃厚接触や飛沫に加え、
汚染された物に触れることで感染する可能性もあると考えられています。

このため、今回の措置は、
感染経路の可能性のひとつを経つことが目的
とされています。

この「紙幣を洗浄するプロジェクト」は日本でも行わるのか。

感染がさらに広がるようであれば、日銀が対策を講じる可能性はあるかもしれません。

しかし、中国と日本とでは、お札を取り巻く事情が異なっています。

キャッシュレス化が進んでいる中国

中国は、
世界でもトップクラスのキャッシュレス先進国
だと言われています。

キャッシュレス決済とは？
お札や硬貨といった現金を使うことなく、クレジットカード、電子マネー、
スマートフォンなどを使用し、決済する仕組みのことを言います。

最近よく目にする、「○○Pay」も、キャッシュレス決済のひとつです。

そもそも、なぜ、中国ではキャッシュレス化が進んだのでしょうか？

その背景には、スマートフォンの普及が上げられています。

中国では、インターネット利用人口の約98％がスマートフォンを利用しています。
QRコードを読み取るだけで決済が完了できる決済アプリが普及したことで、
スマートフォンを利用した、モバイル決済が急増したと考えられています。

それに加え、中国では現金の安全性（偽札）、透明性（脱税）、コスト（印刷・流通）に
かかる課題が存在していたことも、キャッシュレス化が生活に深く浸透した理由とも言えます。

仮想通貨への注目が高まっている？

新型コロナウイルスが流行する中、
仮想通貨への注目度が高まっています。

紙幣の消毒や、新札の発行などの問題は、仮想通貨で解決できるのではないかと声が上がっています。

紙幣や硬貨は、人から人の手に渡るため、現金はウイルスの感染を媒介してしまうリスクがありますが、
仮想通貨は人の手に渡ることはないため、現実のウイルスに感染するリスクがなく、安心だ。
という見解が明らかになっているのです。

このような状況の中で、まだまだ現金主義のイメージが強い日本でも、
仮想通貨やキャッシュレスに追い風が吹くのではないかと考えられています。

現状、仮想通貨の代表でもあるビットコインが使えるお店は、
ビックカメラなどの家電量販店、飲食店、メガネスーパー、H.I.Sなどが挙げられます。

今年は東京オリンピックが開催され、
海外からも多くの観光客が来日することが予想されています。
そうなれば、どの国でも共通して使用できる仮想通貨への注目度は上がることは間違いありません。

今後、現金を持たない生活への世間の関心は、さらに高まっていくでしょう。

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仮想通貨長者.ｃｏｍ AKIYAMA