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福島県の会津大学は、
学内の売店やカフェで使用することができる、
デジタル地域通貨の運用を開始することを発表。
デジタル通貨といえば、
・Facebookの「Libra」
・中国の「デジタル人民元(DCEP)」
巡る動きが取り沙汰されています。
なぜデジタル通貨を導入したのか、
驚きの理由とそれまでの経緯を掘り下げてみましょう。
日本初となるデジタル地域通貨とは!?
デジタル地域通貨「Byacco/白虎」
会津のらしいネーミングの
デジタル通貨です。
デジタル通貨ですのでもちろん、
法定通貨と連動しています。
Byaccoの特徴は、キャッシュレス決済では
難しいとされていた、”転々流通”という機能。
ICカード同士で一方のICカードに
蓄積した額を他方に移転できる
仕組みを実現しています。
会津若松市がリーマン・ショック後に
取り組んでいたスマートシティ化へ取り組み。
ICT専門分野である
会津大学の存在。
12万人都心という
実証実験には適切な規模。
追い風要因も多く合ったことから、
日本でもトップクラスの実証実験
フィールドを誇っています。
デジタル通貨と暗号通貨の”違い”
暗号通貨とデジタル通貨。
同じようで全く異なるわけですが、
何が違うのでしょうか。
大きく違う点は二つ。
一つ目は法定通貨との連動です。
デジタル通貨は価値が法定通貨に
連動して安定しているのに対し。
暗号通貨は価格が
大きく変動します。
価格が大きく動くか安定するかで、
「ファイナリティ」の有無に繋がります。
2つ目のファイナリティとは、
期待通りの金額が確実に手に入るという意味です。
単純に利便性の高さを表す
言葉としても使われます。
価格が安定している方が
決済スピードも処理能力も高くなるため
ファイナリティが生まれるという理屈です。
ファイナリティがあるからこそ、
暗号通貨よりもデジタル通貨の普及が見込まれ、
実体経済への影響も大きくなると言う人もいます。
兎にも角にも、日本でデジタル通貨が生まれ、
実証段階まで進んでいることは素晴らしいこと。
暗号通貨市場の活性化にも
繋がり市場を賑やかにしてくれる話題です。
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