今さら聞けないシリーズ2 −アセットタイプとカレンシータイプの違い−

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

先日お届けした暗号通貨市場についての
「今さら聞けないシリーズ」。

おかげさまで大きな反響をいただきました。

ということで、

今日は、暗号通貨の性能について
掘り下げてみようと思います。

各コインに備わっている機能や特徴は
様々ですが、大きく分けると二つのタイプに
分類することができます。

その二つとは、カレンシータイプとアセットタイプです。

それぞれどのような性能なのか。

あらためて本文で振り返ってみましょう。

カレンシータイプ

カレンシータイプに代表されるのは、
ご存知ビットコインやイーサリアム、
NEMなどなど。

こちらに分類されるコインは
プラットフォームとしての機能を
備えているものがほとんどです。

例えば、イーサリアム。

イーサリアムはスマートコントラクトによって
様々なサービスを生み出すことができます。

カレンシータイプの主な特徴として、

・発行者がいない
・マイニングによって供給量が増える。
・供給量(発行数)は上限があり人間が変更することができない。

といった点が挙げられます。

暗号通貨の本来の目的でもある
非中央集権型。

不特定多数で管理を行い、
不正が起こらないようプログラミングされているのが
カレンシータイプの特徴です。

アセットタイプ

アセットタイプに代表されるのは、
ゴーレム、Augur、MobileGoなど。

カレンシータイプとは対照的に
発行者が存在しています。

つまり発行量や発行スピードを
自由にコントロールできるコインということです。

また、アセットタイプの暗号通貨は
その大半が「トークン」と呼ばれるものになります。

トークンとは、企業が発行する株式と似ています。

従ってイメージ的にはコインそのものではなく
発行元の事業に投資をするという感覚に近いです。

事業が成功すれば、トークンの価値が上がります。

初期の段階でトークンを保有していた人ほど
そのリターンは大きくなるというわけです。

アセットタイプの暗号通貨を購入する際は、
「ビジネスモデル」「事業の戦略」などを
事前に見極める事が重要になります。

カレンシータイプのメリット、デメリット

カレンシータイプの一番のメリットは
中央集権的に管理する組織がないこと。

これによって銀行などに搾取されている
手数料が安く抑えられます。

例えば、海外から働きに来ている労働者。

銀行を通して母国に送金を行えば
とてつもない手数料が差し引かれます。

これがカレンシータイプのコインを
使えばコストを削減でき、より多くのお金を
家族の元へと送ることが可能になります。

また、マイニングに参加することによって
報酬を受け取る事もできるのです。

マイニングを生業としている企業は
世界中に多く存在しています。

次にデメリットです。

非中央集権型のカレンシータイプは、
マイニングによって新たなコインが
掘り出されていきます。

マイニングの計算能力の過半数を
特定のグループが保持してしまえば
ブロックチェーンネットワークが
乗っ取られる可能性があるのです。

ブロックチェーンネットワークを
操ることが出来れば、送金ができないように妨害したり、
送金履歴を消したりすることができます。

簡潔に言うと、悪用される恐れがあるということです。

アセットタイプのメリット、デメリット

アセットタイプのメリットは発行側の視点でいうと、
比較的容易に資金調達が行えるという点です。

株式のように難しい手順を踏まなくても、
大きな市場から事業資金を確保できます。

保有者側は、そのプロジェクトが成功し
事業が拡大すればするほど大きな
リターンを手にれる可能性が膨らみます。

事業に、全ては懸かっているという訳です。

デメリットとしましては、

やはりアセットタイプは発行元が存在している分、
そのビジネスが成功するかどうかが
価値高騰のカギになるということ。

また、既存のブロックチェーンを使って
容易に発行できるので、中には
詐欺まがいのコインもチラホラ。

前評判は上々だったのに、いざ蓋を開けてみると
鳴かず飛ばずなんてことも多いようです。

ホワイトペーパーを重要視する投資家もいますが、
運営している組織、事業戦略など
ビジネスモデルに目を向けてください。

これが成功を手にするための秘訣だと感じています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

理解しているつもりでも振り返ってみると、
新たな発見を生み出すきっかけになります。

リスクとリターンのバランス、コインに備わっている
性能を見極めて分散保有してみれば、
仮想通貨長者へと近づけるかもしれませんね。

本日のご連絡は以上です。

追伸

(株)APPが開催している
ASECプロジェクト説明会に
参加されたことはありますか?

プロジェクトの説明のみならず、
暗号通貨市場についての質問などにも
スタッフが詳しく解説してくれるとのこと。

近隣にお住まいの方は
ぜひ説明会に足を運んで
色んな質問をぶつけてみてください。

きっと有意義な時間になると思います。

 

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