間近に迎えたビットコイン半減期で予測されることとは？

公開日：2024年4月16日

From.Tachikawa

ビットコインは4月中旬以降、
半減期を迎える予定です。

半減期という言葉を聞いて、
価格が上昇するというイメージを
持たれている方が多いですが、

今回はその具体的なメカニズムについて
簡単に説明します。

半減期はビットコインに限らず、
多くの暗号通貨で採用されている仕組みです。

暗号通貨の保持者は是非ご覧ください。

半減期とは

2016年、2020年と約4年ごとに訪れる半減期ですが、
実際には特定の期間ではなく、ブロックチェーンに
21万ブロックが追加されるたびに起こります。

名前の通り、半減期では
マイニングの報酬が半分になります。

現在は1ブロックにつき6.25BTCの報酬ですが、
半減期後は3.125BTCに減少します。

ではなぜ半減期が存在するのか…

＊存在する理由その１：発行上限の存在

ビットコインには2,100万枚という発行上限があります。

発行上限に達し、報酬がなくなると、
マイナー（送受信の手続きを記録する人）が減少し
プラットフォームが機能しなくなる可能性があります。

そのため、報酬を周期的に減少させることで
プラットフォームの長期的な運用を保証しています。

＊存在する理由その２：発行上限のメリット

発行上限があることは、希少価値を意味します。

「金」に例えると分かりやすいですが

「金」は地球上に約23万トンという限られた量しかなく、
現時点まで約17万トンが採掘されています。

残る金の総量は約7万トン前後と約1/3しか残されておらず
需要に比べて供給が少ない為
金の価格もこの数年で大きく上昇しています。

ビットコインも同様に、
総発行枚数2,100万枚の約90%が既に市場に流通しており、
金以上の希少価値を持っています。

【注意】半減期後すぐに急騰するとは限らない

半減期により希少価値が増し、
価格上昇が期待されますが…

過去のデータから

「半減期のみで価格が急騰するわけではない」

ことがわかります。

例えば、2016年の半減期後は1週間で1.3%上昇したものの、
その数週間後に価格の急落が発生しました。

また、2020年の大きな価格上昇は、
世界的なパンデミックによる金融緩和策が
大きな影響を与えていると考えられます。

これらの点を踏まえ、
単に半減期が来たからといって安易に投資するのではなく、
世界経済の全体的な動向を考慮して投資判断を行うことが重要です。

ビットコイン以外にも将来有望なコインは多い

さて、今まではビットコインの話をメインに行ってきましたが
ビットコイン半減期はアルトコインにも大きく関係してきます。

暗号通貨の歴史を見ると、ビットコインの半減期が終わると、
多くの場合、アルトコインへの投資が増加します。

このことから、半減期が近づいている現在は、
アルトコインに投資し、大きなリターンを期待する
絶好のチャンスと言えます。

しかし、価格が数倍に跳ね上がるような仮想通貨を
独自に見つけるのは容易なことではありません。

価格上昇前に注目のコインを発見するためには、
一般には公開されていないプロジェクトの
情報を手に入れることが一番の近道ですが、
普通に探していてはなかなか見つけることが難しいです。

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本日は以上です。