BCHハードフォーク、取引所それぞれの対応。

FROM:仮想通貨長者.com AKIYAMA

先日、日本時間16日未明に行われた、
BCHのハードフォーク。

そのハードフォークにより
BCHABC(以下、ABC)とBCHSV(以下、BSV)
新たな2つの通貨が誕生しました。

この結果を受け、大手取引所が
次々と今後の対応に対して
公式の発表しています。

公式発表している2つの取引所

・Binance

Binanceはどの取引所よりも分岐の
対応に関して、公式に発表しました。

その内容はABCとBSVの
両通貨をBCHを保有しているユーザーに対して、
1:1の割合で配布済というものです。

それに伴って、
BCHは残高が取り消され完全に廃止されています。

Binanceでは以前のBCHを完全に取扱いを停止し
どちらも新たな通貨として扱われています。

・Huobi

その一方で世界第3位の取引高を誇るHuboi。

ABCがBCHのティッカーを継続させるそうです。

つまり、簡単に言えば
ABCを正式なBCHとみなしたということです。

そのため、Huobiでは今後はBCHと表記された場合
「BCHABC」の事を指すようになります。

ABCはBCHと入れ替わる形で、
そしてBSVは新たに1:1の
割合で付与される形になります。

その他、取引所の今後の対応。

このように今回のハードフォークでは
取引所ごとに対応が大きく異なっています。

さらに、分岐された通貨に対して、
正式な対応を公表していない取引所がほとんどです。

今後、この2つの大手取引所に習い、
対応を決定することになると思われますが、、、

そこで、キーワードとなるのが

リプレイアタックの問題。

ハードフォークの際は
よく耳にする言葉ですので、
是非、今回覚えておいてください。

簡単に説明すると、既存のブロックチェーンと
分岐したブロックシェーンが相互に作用せず、
二重送金等で不正が行われるというものです。

今回のハードフォークでは現段階で
ABCのみがリプレイアタックが保護されています。

Huobiでは、上記のような点を考慮した上で
このような対応となったようです。

また、中国の三大仮想通貨取引所の一つOKEx
リプレイ保護がある通貨をティッカーと
採用することを発表しています。

その他にも数多くの取引所は

「リプレイアタックの保護の実装」

が通貨の分岐の明確な基準としているようで
現状況では「BCH」の後継はABCが妥当な路線
考えられています。

ただ、このように代表的な取引所の対応が
相違していたため、今後の各取引所の対応も
取引所によって異なることが予測されます。

また、今の相場はBCHのハードフォークが
市場全体に大きな影響を及ぼしているため、
今後の各取引所の動きは要注目です。

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